カシローラ ブラジル

サッカー、コンフェデカップ２０１３の大会組織委員会は２７日、２０１４年サッカーW杯ブラジル大会（2014 World Cup）の公認楽器「カシローラ」の大会中の使用を、安全上の理由から禁止すると発表しました。

カシローラは、W杯南アフリカ大会（2010 World Cup）で注目を集めた有名な「ブブゼラ」に対抗する応援楽器として開発されました。

同委員会の警備責任者は、「ファンはカシローラを含め、いかなる楽器もスタジアム内に持ち込んではならない。規制はコンフェデレーションズカップおよび大会に先がけて行われる親善試合から適用される」と述べました。

該当する最初の試合は、6月2日にオデジャネイロのマラカナン・スタジアムで行われるブラジル対イングランドの国際親善試合となります。

大会公認だったのに、禁止措置になってしまうとはどれほどの原因かというと。

先月に行われた国内クラブ同士の一戦で、怒りで興奮したサポーターが数多くのカシローラをピッチに投げ込んだ一件だそうです。

ブブゼラに負けず劣らずの騒音が原因かとおもいきや、楽器を投擲武器にしてしまうとはｗ

野球や他のスポーツでは特にこういう過激な話題を聞かないのに、国際的なサッカースポーツというのは激情しやすいものであることを改めて認識してしまいますね。

安全上の理由で使用禁止になるということは、コンフェデカップにとどまらずワールドカップ本選でも中止になるかもしれませんね。


－カシローラの詳細－

ブラジルのジルマ・ルセフ大統領によって、先月、初公開されたカシローラは、再生プラスチックを素材としており、
同国の人気シンガーソングライター、カルリーニョス・ブラウン氏がデザインを手掛けている。
カシローラはパーカッションの一種で、振るとガラガラと調和の取れた音を生み出す。

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